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夫婦二人、子供一人の「幸せになるための家づくり」 総工費600万円に挑戦


by kita600project

北工房の挑戦

北工房が挑戦する600万円プロジェクト。
はたして総工費600万円で「夫婦二人、子供一人」のための住宅はできるのか?
今後、その挑戦の経緯をそのままご報告いたします。


尚、時系列に沿ってご覧頂くため、エントリー日時は順次遡っていきますので、実際の日時とは全く関係ありません。最初から順にお読みください

株式会社 北工房 Web は こちら から
# by kita600project | 2009-12-31 23:59 | 600万円で家が建つか?
住宅の価格が坪単価や㎡単価で語られることに、元来、大きな疑問を持っていました。

○○ハウスは坪45万円で出来たとか、△△ホームは坪50万円だったとか、それらが一般的な尺度となっていますが、果たして、どれだけの意味があるのでしょうか?

40坪の家で、50万円のキッチンだったのが、たまたま90万円のキッチンを使っただけで、坪単価は1万円上がります。90万円のキッチンであっても片やビルトイン食器洗浄機付き、片や浄水器付き。その比較を金額(総額)だけで行って何の意味があるのでしょうか?

あくまでも結果として総工事費を面積を割った時に出てくる数字が「坪単価」であって、「坪単価」がその住宅の価格ではありません。ましてや、「質」まで規定してしまうようなイメージがありますが、全くおかしな話。。。。

ハウスメーカーやビルダーが坪単価を語る時、分母にあたる「面積」の算出方法も異なります。「施工床面積」と称するそのメーカー独自の算出方法で「坪単価」が算出されます。高級ブランドイメージで売りたいメーカーであれば、面積を過少申告すればいいのですし、ローコストで売りたいメーカーは床面積を過大申告すれば「坪単価」は下がります。

明確な基準の無い「坪単価」という化け物に、一般ユーザーは踊らされてる。。。
「住宅の質や価値」を坪単価で語るのは悲しすぎる。。。。。
最初は針の穴であってもいいから,そんな状況に何とか風穴を開けたい。

10数年間、そんな事を考え続けていました。。。。。

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# by kita600project | 2009-12-30 17:02 | プロローグ
坪単価という指標は、「坪」という面積(スペック)に対する「価格」「価値」(バリュー)の指標です。広い割には安い、、狭い割には高い、、という目安なのでしょうが、このあたりが日本人らしいといえば日本人らしいところ。コストパーフォマンスは全て「広さ」が判断基準になっているようです。
坪単価が高い事→グレードが高いor単に価格が高い
坪単価が安い事→グレードが低いor単に価格が安い

同じ面積でも天井の高い建物もあれば、前述したように付随設備の多いものもあります。しかし、、まず、それは横に置いといてぇ、、、ある決まった金額でどれだけ面積の広い家が建てられるか?あるいは、同じ面積でもどれだけ安く建てられるか?それが住宅の価値判断基準ってのは・・・・・・・・おかしくないですか?

無論、「住宅」は不動産ですから、不動産的な価値指標があるべきなのは理解できますが、それは総額表示で充分なはず。「俳優○○が田園調布に4億の豪邸!!」って奴ですね。

どうにか、住宅に関しての新しい指標、、、「○○なのにこのお値段!!」の「○○」の部分が欲しかった。ジャガイモ1kgで500円。じゃなくって、例えば「無農薬ジャガイモ一袋500円」「伝説の農家 △△さんの栽培したジャガイモが500円!!」の世界ですね。


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# by kita600project | 2009-12-29 15:54 | プロローグ